合格率のカラクリと真実。そして、合格を引き寄せる学習法から、知られざる不動産業界の報酬システムまでと、宅建の真実を公開!

不況でも人気No.1の国家資格

宅地建物取引主任者資格、通称「宅建」資格の取得を目指しているみなさん、はじめまして。「100年に一度」や「未曾有」などと形容され、年収200万円時代が到来したとされる昨今の不況ですが、不動産業界も新築マンションの販売戸数が減少し、しかも売り出し直後から数約万円単位の割引が当たり前となるなど、極めて厳しい局面を迎えています。

そんななか、不動産業界へのパスポートであり国家資格である宅建の受験状況を見てみますと、80年代のバブル景気当時とは比べられませんが、毎年20万人を越す申込があるなど国家資格のなかでも群を抜く人気を維持し続けています。世界的不況にある今、なぜ、不動の人気を誇っているのでしょうか。

不況でも好待遇な不動産業界

その絶対的な理由として〝衣食住〟とされるように、不動産は人間の生活にはと必要不可欠な生活基盤のひとつであることが挙げられます。つまり、食べ物や衣服と同様に、人間が存在している以上欠かせない要素であり、その供給源であり仲介業である不動産業も、景気による浮き沈みはあるものの、この世から消滅する業種ではありません。となれば、就職や転職先の大きな候補であり、そのパスポートたる宅建が人気維持するのは当然のことといえるでしょう。

また、不動産業界が就職や転職先の筆頭候補として挙げられるのは、業界の収入レベルも大きな理由のひとつです。ある調査によれば、この不景気にあって不動産業121社を対象した平均年収は、なんと611万円強! 100位の企業であれ450万円超と、年収200万円時代とされる昨今の現状とはかけ離れた好待遇を実現している企業が多いのです。

また、宅建試験自体にも人気の要因が考えられます。というのも、宅建を受験する際に、資格や条件は一切なく誰もが受けられる試験ということ。また、すべてが4択式による解答のため、運任せの気軽な気持ちで受験する人が多く存在することなどが挙げられます。そのため「宅建は簡単!」などという言葉をよく聞くのですが、果たして本当に宅建は簡単な試験なのでしょうか。

このサイトでは、宅建取得を目指すみなさんに、宅建の合格率をはじめ、その合格率からみた難易度、そして、合格を引き寄せる学習法など、様々な観点から宅建試験を検証し、合格へのアドバイスをさせていただきます。それでは、まず、〝簡単〟とされる、宅建の合格率から検証していきましょう!

次のページ